Tuesday, January 24, 2012

お笑いをぼくの一生の仕事にする事 第3回

健太は自分の知り合いの女性に面白い事を言ってみると、涙をこぼして笑ってくれるのだった。
「これはいける」
 健太は自信を持った。
バイトの帰りに寄席に通う日が続く。
 ある日健太はモデルをやらないかと街を歩いて声をかけられた。
オーディションで、
「将来の夢は」
 と聞かれ、
「お笑いタレントになりたい」
 と言うと審査委員は、
「おもしろい青年だ。素晴らしい夢がある」
 と気に入ってくれたのだった。
健太はモデルのオーディションに合格したのである。

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