Wednesday, January 11, 2012

お笑いをぼくの一生の仕事にする第1回新連載

 健太は大学四年生だ。本来なら就職が決まっていなければいけないところだが自分に見合った職を探す事はできなかった。
「どうやって生きてゆこう。生きて行くあてがない」
 夜寝ていると何度も不安になり目が覚める。
ある時何気なくテレビを見ていて健太はお笑い番組が面白くない事を再認識したのだった。
「現代の日本に必要なのは本当のお笑いだ。お笑いのためのお笑いはもうごめんだ。そうだおれはお笑いタレントを目指そう」
 健太はこう決意したのである。
両親が反対するのも聞かずアルバイトでためた貯金をもって家を出たのだった。

No comments:

Post a Comment